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王女様を拾った ハーレム編
王女様を拾った ハーレム編
Penulis: みみっく

プロローグ

Penulis: みみっく
last update Terakhir Diperbarui: 2026-02-10 11:45:13

 いろいろな問題が起こったが、無事に攫われたエリーを救出して、ユナとレイを保護するつもりが結婚をするという事になった。

「わーい! おうちぃー! たっだいまーー!!」

 釣りから帰ってきて、玄関の扉を開けるなりレイが元気いっぱいに叫んだ。相変わらず女の子らしい美少女なのに、口調は男の子っぽくて、それがまたレイらしくて良い。抱きかかえていた袋をユウに押し付けると、レイはぴょんと飛び降り、一直線に寝室の畳まれていた布団にダイブした。

「レイちゃん、はしたないですよー」

 エリーが微笑みながら、優しく注意する。

「んふふ……レイちゃん。今、スカート履いてるって忘れてるんじゃないのー? 可愛いパンツが丸見えー♪」

 ユナがニヤニヤしながら、からかうように言った。レイはソファの上で周りを気にせずゴロゴロと転がった。

「ん……べつに、良いモーン。誰も見てないしぃー!」

 キャハハ……♪ と楽しそうに笑いながら転がっていた。

「ふうん……でも、ユウ兄ぃがいるよ?」

 ユナが俺をじっと見つめて言った。すると、レイはくるりと体を起こし、俺の方を向いて満面の笑みを浮かべた。

「ユウ兄ぃは、良いの! ボクの旦那様だモーン♪ ねー? ユウ兄ぃ~♪」

 ソファに両肘をつき、両頬を支えるようにしてご機嫌そうに足をバタバタと揺らし、ニコニコしながら俺を見つめてくる。その時、ふわふわの布団の柔らかさに体が沈み、レイが足を揺らすたびに、ふわっとスカートが浮き上がる。その隙間から、先ほどの水色の小花柄に白いレースが縁取られた、いかにも女の子らしいパンツが、鮮やかに視界に飛び込んできた。

(いや、ユナの言う通り……それは、それで……エロいぞ。なんというか……無邪気に見え隠れするその下着が、妙に煽情的で、結婚したばかりとはいえドキッとするんだよな)

 俺は気にしないようにするが、吸い寄せられるように視線がチラチラと無邪気に楽しそうに転がるレイを見つめてしまう。

「まぁ……結婚したしな」

 俺は、気まずそうに目を逸らしながら呟いた。

「そんなに、チラチラと見せていたら……ユウさんに、飽きられてしまうのでは?」

 エリーが心配そうに呟くと、レイはハッとしたようにスカートを掴み、慌てて恥ずかしそうに隠した。

「やっぱ、ゆーにぃー見ちゃダメー!」

 残念だが、目のやり場に困らずに助かるか……と思いつつ、俺も床に寝転がった。ひんやりとした床が心地よく、体を大きく伸ばす。やっぱり我が家は落ち着くな……でも、少し狭いよな……? 荷物も増えてきたし、みんなでくつろぐスペースが足りないと感じた。

「人数も増えたし、もっと大きい家の方が良いよな?」

 俺が呟くと、レイが即答した。

「ん……このままが良いー!」

「わたしもー♪」

 ユナが、それに続く。

「はい。このままでも……。大きい家のですと別々の部屋になっちゃいそうで寂しいですしね」

 エリーも同じ意見だった。

(みんながそう言うなら、このままでも良いか……。家が大きくなると広くなった分、心の距離も離れたようでエリーも皆も寂しく感じるのかもな)

 俺は家の狭さを感じてはいたが、周りのみんなが同じ意見ならばと家の増改築を諦めた。

 エリーとユナが夕食の準備を始めたので、俺はレイを連れて庭へ出た。広い庭ではないが、家庭菜園がある。野菜の量は多くはないが、多少の種類は多めに作ってあった。

 今では野菜たちは順調に育ち、日光を浴びてキレイにキラキラと輝き元気に育ってくれていた。

「わぁー野菜だぁ!」

 レイは野菜に触れて目を輝かせていた。

 そうだった……レイは八百屋の娘だったんだよな。そういえば……八百屋ってどうなるんだ? と心配になってきた。他の者の手に? それは……阻止したい、と俺は思った。

「ここで……収穫できた野菜を、いろいろと売ってみようかって思ってたんだけどな」

 野菜を見ながら俺が呟くと、レイは少し寂しげな表情になった。

「そっかぁ……ボクもユウ兄ぃが育てた野菜を売りたかったなー。お店は、どうなっちゃうんだろ……」

 この世界は、直ぐ側に死がある世界で日常的に死んでいる。魔物に襲われ、処刑も日常的に行われているし、飢餓で亡くなる者も多い。きっとレナの周りにも多くいたと思う。特に子供はあっさりと病気や事故や人攫いで急にいなくなることもある。知り合いに両親を亡くした者も多いと思う。

「明日、店を確認してくるか。レイは留守番な、何があるか分からないし……」

 レイが一緒に行動をすると、面倒な問題に巻き込まれそうだし……

「……うん。分かった。多分……一緒に行ったら、泣いちゃうと思うし……。落ち着いたら連れてってー」

 レイは潤んだ瞳でユウを見上げると微笑んできて言ってきた。

 それと……領主が決めた罰とやらも気になるしな。と、俺は静かに心の中で呟いた。

 俺は、レイが寂しそうな顔をしていたので、座っていたレイを抱きかかえると抱きしめて耳元で優しく言った。

「お店のことは、心配するな。問題なさそうだったら、レイの気持ちが落ち着いたら一緒に行こうな」

 レイが小さく頷くと、ぎゅっと抱き返してきた。

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